研究課題/領域番号 |
26284098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
春田 直紀 熊本大学, 教育学部, 教授 (80295112)
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研究分担者 |
佐藤 雄基 立教大学, 文学部, 准教授 (00726573)
薗部 寿樹 山形県立米沢女子短期大学, その他部局等, 教授 (10202144)
小川 弘和 熊本学園大学, 経済学部, 教授 (10320417)
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
湯浅 治久 専修大学, 文学部, 教授 (70712701)
高橋 一樹 武蔵大学, 人文学部, 教授 (80300680)
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連携研究者 |
青柳 周一 滋賀大学, 経済学部, 教授 (40335162)
鶴島 博和 熊本大学, 教育学部, 教授 (20188642)
橋本 道範 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 主任学芸員 (10344342)
水野 章二 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (40190649)
山田 徹 同志社大学, 文学部, 助教 (50612024)
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研究協力者 |
朝比奈 新
熱田 順
池松 直樹
大河内 勇介
大村 拓生
窪田 涼子
呉座 勇一
坂田 聡
坂本 亮太
佐藤 泰弘
似鳥 雄一
長谷川 賢二
菱沼 一憲
松本 尚之
村石 正行
村上 絢一
山本 倫弘
渡邊 浩貴
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 中世地下文書 / 史料論 / 原本調査 / 村落定書 / 日記 / 地下帳簿 / 売券 / 家印 / 三木家文書 / 菅生家文書 / 津川遍照寺文書 / 高岡家文書 / 久木小山家文書 / 木印署判 / 偽文書 / 田畠注進状 / 帳簿 / 紛失状 / 地下文書 / 荘官文書 / 王子神社文書 / 間藤家文書 / 禅林寺文書 / 願成寺文書 / 林文書 / 岡田家文書 / 大嶋・奥津嶋神社文書 / 秦文書 |
研究成果の概要 |
公権力の発給文書を基準にした古文書学の様式論では、荘園・公領の現地(地下)に残された文書の多くがイレギュラーな文書とみなされ、正当に評価されてこなかった。そこで、本研究では地域社会の多様な社会集団が作成・管理した文書のあり様をトータルに把握する分析概念として「地下文書」という研究用語を定立し、日本中世の「地下文書」の全体像を浮き彫りにすることを目指した。成果としては、①史料用語としての「地下文書」の意味と成立を確定した上で、②地下文書独自の様式展開、③地下での文書作成の作法と執筆者、④地下における文書の機能・役割、⑤地下文書の保管形態、⑥地下文書の二次的機能による伝来といった諸点が解明された。
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