研究課題/領域番号 |
26284118
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
池口 守 久留米大学, 文学部, 准教授 (20469399)
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研究分担者 |
坂口 明 日本大学, 文理学部, 教授 (10153876)
豊田 浩志 上智大学, 文学部, 教授 (20112162)
堀 賀貴 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (20294655)
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研究協力者 |
江谷 寛
マッゾーリン ヤコポ・デ・グロッシ サレント大学, 文化財学部, 准教授
クラウディア ミンニティ サレント大学, 文化財学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | ポンペイ / エルコラーノ / 動物考古学 / レーザースキャン / トイレ / 商店 / 組合 / 都市システム / 街路 / 荷車交通 / 古代ローマ / 交通システム / 獣骨 / 公共浴場 / 廃物処理 |
研究成果の概要 |
ポンペイとエルコラーノの調査により,紀元1世紀までのローマ人の都市生活について重要な知見を得ることができた。(i)サレント大学考古動物学研究所との共同研究によりカプア門出土の動物遺存体を分析した結果,ローマ人の動物利用について興味深い結論が得られたこと,(ⅱ) 3Dレーザースキャンの技術を用いた舗装道路の調査により,ポンペイ市内の荷車交通の軸線の一部が明らかになったこと,(ⅲ) ポンペイ・エルコラーノ・オスティアなどで上階部分のトイレや男性の小便用トイレなどが確認ができたこと,(iv) ポンペイのスコラ(商工業組合)とタベルナ(商店)について新たな論点が浮かび上がったこと,などを特筆できる。
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