研究課題/領域番号 |
26285148
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
筒井 雄二 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70286243)
|
研究分担者 |
氏家 達夫 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (00168684)
内山 登紀夫 大正大学, 心理社会学部, 教授 (00316910)
楠見 孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70195444)
高谷 理恵子 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (90322007)
根ケ山 光一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00112003)
瀧野 揚三 大阪教育大学, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (60206919)
|
連携研究者 |
富永 美佐子 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (20548458)
高原 円 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (20454150)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | 原発事故 / 心理的影響 / 放射線不安 / 放射線ストレス / 母子 / 子ども / 母親 / リスク / 放射線 / 不安 / 原子力災害 / 発達 / ストレス / 放射能 / 福島 / 実験系心理学 / 放射能汚染 |
研究成果の概要 |
2011年に発生した福島第1原発(1F)の事故が福島で生活する母子にどのような心理的影響を与えたのかを明らかにすることを研究の目的とした。 1F事故による放射能汚染に起因すると考えられる放射線不安や心理的ストレスは福島で暮らす母子に少なくとも事故後5年間は継続して観察された。チェルノブイリ事故当時,小さな子どもの母親であり現在50歳代の女性は,事故後30年が経過した時点でも心理的不安やストレスが強かったことから,福島でも心理的影響の長期化が懸念される。 ポジティブ心理学の考え方を援用した心理プログラムの利用により原発災害の被災地で暮らす母親の精神健康度や幸福感が上昇する可能性が示唆された。
|