研究課題/領域番号 |
26287052
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
都丸 隆行 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 超伝導低温工学センター, 准教授 (80391712)
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連携研究者 |
鈴木 敏一 高エネルギー加速器研究機構, 超伝導低温工学センター, 教授 (20162977)
木村 誠宏 高エネルギー加速器研究機構, 超伝導低温工学センター, 准教授 (10249899)
斉藤 芳男 高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (00141979)
高田 卓 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (30578109)
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研究協力者 |
長谷川 邦彦 東京大学, 大学院理学系研究科
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 重力波 / 極低温 / 超高真空 / クライオポンプ / 表面 / 宇宙物理 / 宇宙線 / 吸着 |
研究成果の概要 |
日本のオリジナル技術である極低温レーザー干渉計型重力波検出器には、クライオポンプ効果による鏡の汚染という特有の問題がある。このため、日本の重力波望遠鏡KAGRAでは1年に2ヶ月の鏡のクリーニング期間が必要となるが、突発イベントを狙う重力波検出器にとって、この観測デッドタイムは致命的であり、可能な限り短縮することが求められる。本研究では、まず、このクライオポンプ効果による鏡の汚染メカニズムを実験的に再評価し、吸着する残留ガスの主成分が水であり、その成長速度は26.8nm/dayであることを突き留めた。また、低温鏡の冷却昇温時間を、高効率熱伝導体の開発や昇温仮定の工夫で半減させる事に成功した。
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