研究課題/領域番号 |
26289046
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
中山 顕 静岡大学, 工学部, 教授 (60155877)
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研究分担者 |
桑原 不二朗 静岡大学, 工学部, 教授 (70215119)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | ナノ流体 / 強制対流 / 発泡金属 / 伝熱促進 / 機械的分散 / 多孔質体 / 多孔質 / 異常伝熱 / ナノ粒子 |
研究成果の概要 |
ナノ流体で満たした発泡金属充填流路により革新的な伝熱促進が可能となることを示した.アルミナ,シリカおよびダイヤモンドのナノ粒子を水に懸濁させたナノ流体を用いて一連の熱実験を実施した.アルミナのナノ流体が6%と最も高い熱伝導率の増加率を示すのに対し,ダイヤモンドのナノ流体は2%の増加率に留まった.これより,ナノ流体の有効熱伝導率は粒子の熱伝導率や体積分率のみならず多くに因子に支配されていることが分かる.ナノ流体の熱伝導率の増加率を超えて現れる異常伝熱促進は実験的に確認できなかった.これは発泡金属内の熱分散が大きく異常伝熱による伝熱促進効果を分離した形でとらえることができなかったためと考えられる.
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