研究課題/領域番号 |
26289149
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
五十嵐 敏文 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90301944)
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研究分担者 |
川崎 了 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00304022)
タベリン カーリット 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60626125)
太田 朋子 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30373020)
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連携研究者 |
田本 修一 国立研究開発法人 土木研究所寒地土木研究所, 研究員 (60414231)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | 地盤工学 / 環境地盤 / 吸着層工法 / 設計法 / 移流分散 / 岩盤掘削ずり |
研究成果の概要 |
ヒ素を溶出する岩盤掘削ずりに対して、ずり層、覆土層、吸着層の3層からなる室内カラム試験において、水分量変化、酸素濃度変化の測定およびヒ素の溶出・移行挙動を測定した。その結果、水分流動、酸素濃度、ヒ素の溶出挙動との関係を明らかにし、Hydrous1-Dを適用し、一連の現象を評価できるモデルに改良した。その中で、ヒ素溶出は水分量や酸素濃度と関連し、その移行には可逆的な吸着と不可逆的な吸着が存在することを明らかにした。原位置カラム試験でも同様な結果が得られた。実験で得られたパラメータを用いて、種々の条件でのヒ素の溶出・移行現象を評価できるモデルに改良し、吸着層等の設計に反映できるモデルを構築した。
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