研究課題/領域番号 |
26290020
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
南 雅文 北海道大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (20243040)
|
連携研究者 |
金田 勝幸 金沢大学, 医薬保健研究域, 教授 (30421366)
井手 聡一郎 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 主席研究員 (30389118)
山中 章弘 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (60323292)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
|
キーワード | 脳・神経 / 薬理学 / 情動 / 不安 / 抑うつ / 分界条床核 / 扁桃体 / 腹側被蓋野 / 精神疾患 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
ヒトを含む哺乳類は、身を守るための生体防御システムとして、抑うつや不安などの負情動生成機構を獲得・進化させてきたと考えられる。したがって、うつ病や不安障害のメカニズムを理解するためには、生体防御システムとしての負情動生成機構を明らかにした上で、患者や病態モデル動物における変化を解析することが必要である。我々は、分界条床核と呼ばれる脳部位に着目して研究を進め、CRFによる分界条床核神経活性化が腹側被蓋野ドパミン神経を抑制することで痛みによる負情動を生成すること、さらに、慢性痛では分界条床核における神経情報伝達に可塑的変化が起き、腹側被蓋野ドパミン神経が恒常的に抑制されていることを明らかにした。
|