研究課題/領域番号 |
26290050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
地主 将久 慶應義塾大学, 医学部, 特任准教授 (40318085)
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研究分担者 |
菰原 義弘 熊本大学, その他の研究科, 准教授 (40449921)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2014年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 腫瘍免疫 / 肺腺癌 / ミエロイド細胞 / PD-1 / EGFR-TKI / 治療抵抗性 / 非小細胞癌 / EGFR変異 / マクロファージ / 癌 / 免疫 / 免疫チェックポイント分子 / 非小細胞肺癌 / 肺非小細胞癌 |
研究成果の概要 |
肺非小細胞癌の自然発癌モデル、ヒト検体を活用して肺非小細胞がんにおけるEGFR-TKIの治療抵抗性に寄与する免疫制御因子を検索したところ、肺腺癌においてM2マクロファージ、MDSCなど免疫抑制系ミエロイド細胞の分化・活性にかかわるシグナル群とEGFR-TKIの治療応答抑制、T790Mなど治療抵抗性遺伝子変異出現率が正の相関を示すことが判明した。さらに、肺非小細胞癌自然発がんモデルに対するCSF-1阻害剤投与により、EGFR-TKIによる効果は相乗的に増強することを解明した。一方PD-1など免疫チェックポイント経路は変化はなかった。肺腺癌における免疫制御経路を同定したうえで重要な成果である。
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