研究課題/領域番号 |
26293019
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理系薬学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中川 貴之 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30303845)
|
研究分担者 |
金子 周司 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (60177516)
|
連携研究者 |
白川 久志 京都大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (50402798)
森 泰生 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (80212265)
|
研究協力者 |
宗 可奈子
土岸 広治
勇 昂一
三宅 崇仁
小寺 みずき
尾山 翔平
助石 明沙美
鄭 有奈
緋山 遥
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
|
キーワード | TRPチャネル / 活性酸素種 / 痛み / しびれ / オキサリプラチン / TRPA1 / TRPM2 / 慢性膀胱炎 / 薬理学 / 感覚神経 / 末梢神経障害 / 末梢血流障害 / 疼痛 / グリア細胞 / 抗がん剤誘発末梢神経障害 / シュワン細胞 / ミクログリア / 抗がん剤末梢神経障害 |
研究成果の概要 |
活性酸素種(ROS)が、非特異的に感覚神経を障害することで痛みやしびれといった感覚が生じることは以前から知られていたが、本研究では、ROSがROS感受性TRPチャネルに特異的に作用し、痛みやしびれの発生あるいはその慢性化に関わることを明らかにした。具体的には、免疫細胞やグリア細胞に発現するTRPM2が神経障害性疼痛をはじめとする様々な疼痛疾患に関与すること、感覚神経に発現するTRPA1がROSを介して白金製剤オキサリプラチンによる特徴的な急性末梢神経障害や正座後のしびれを模したマウス後肢虚血/再灌流モデルに関わること、さらに過酸化水素誘発慢性膀胱炎モデルにも関与することを明らかにした。
|