研究課題/領域番号 |
26293131
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
水村 和枝 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (00109349)
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研究分担者 |
田口 徹 富山大学, 大学院医学薬学研究部, 客員准教授 (90464156)
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連携研究者 |
河上 敬介 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (60195047)
古家 喜四夫 名古屋大学, 大学院医学研究科, 研究員 (40132740)
片野坂 公明 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (50335006)
那須 輝顕 目白大学, 助教 (30584180)
田口 徹 富山大学, 医学薬学研究部, 准教授 (90464156)
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研究協力者 |
村瀬 詩織
内村 佳子
校條 由紀
横井 美月
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 遅発性筋痛 / 筋機械痛覚過敏 / ATP / NGF / GDNF / pannexin 1 / MG53 / 伸張性収縮 / 筋性疼痛 / 神経成長因子 / グリア由来神経栄養因子 / 感作物質 / 生理学 / 骨格筋 / ATP / イメージング / 膜タンパク質 / 筋損傷 / ATP遊離 / 筋形質膜 |
研究成果の概要 |
筋は収縮し運動を担うだけでなく、運動に伴って神経成長因子(NGF)やグリア細胞由来神経栄養因子などの痛覚を敏感にさせる物質を産生する。しかし、その最初のメカニズムは未解明である。そこで本研究では遅発性筋痛(運動後に遅れて現れる、いわゆる筋肉痛)モデルを用い、NGF産生を開始させる物質としてATPに着目した。伸張性収縮(筋が引っ張りを受けながら収縮、LC)によるATP放出量は、筋の種類(遅筋か速筋か)、事前のLC負荷があるか否かによって異なった。また、筋およびその形質膜に、ATP放出や膜修復に関わる物質の発現変化の傾向が見られた。遅発性筋痛の最初のメカニズムを理解するには更なる研究が必要である。
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