研究課題/領域番号 |
26293170
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
松本 太郎 日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
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研究分担者 |
副島 一孝 日本大学, 医学部, 准教授 (00246589)
加野 浩一郎 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (80271039)
風間 智彦 日本大学, 医学部, 助手 (80525668)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 脱分化脂肪細胞 / 細胞治療 / 間葉系幹細胞 / 再生医療 / エクソソーム / 再生医学 / 脂肪細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヒト脱分化脂肪細胞(DFAT)が分泌する脂質小胞(エクソソーム)の解析を行い、その治療効果を検討した。その結果、DFATから分泌されるエクソソーム中には、細胞間情報伝達を担うマイクロRNAが豊富に含まれ、そのプロファイルは脂肪組織由来幹細胞(ASC)に類似していた。DFAT由来エクソソームは、Tリンパ球の増殖を抑制し、制御性T細胞への分化促進作用を示した。またDFAT由来エクソソームは、椎間板髄核細胞の増殖を促進し、軟骨再生に係わる転写因子SOX9の発現を増加させた。DFAT由来エクソソームはTリンパ球の異常を伴う自己免疫疾患や変形性脊椎症に対し治療効果をもつことが示唆された。
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