研究課題/領域番号 |
26293197
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 光夫 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (70467281)
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研究分担者 |
近藤 征史 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00378077)
長谷 哲成 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (30621635)
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連携研究者 |
湯川 博 名古屋大学, 大学院工学系研究科, 特任講師 (30634646)
横井 香平 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60378007)
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研究協力者 |
與語 直之 名古屋大学, 大学院工学研究科, 研究員 (70817874)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2014年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 肺癌 / アノイキス / プールshRNAライブラリー / プロテアソーム / 正常ヒト気管支上皮細胞発癌モデル(HBEC) / 国際研究者交流 / プールshRNA / 不死化正常ヒト気管支上皮細胞 / 変異KRAS / p53 |
研究成果の概要 |
肺癌の新規治療標的発見を目的とした。まず(1)正常ヒト気管支上皮細胞発癌モデル(HBEC)を用い、癌細胞の代表的な悪性形質であるであるアノイキス(アポトーシスの一種)への抵抗性に基づいたプールshRNAライブラリーによる網羅的な腫瘍抑制遺伝子の特定を行った。HBECのアノイキス抵抗性に寄与する遺伝子としてRNF146を特定したが、その結果は肺癌細胞株では再現されなかった。次に、(2)肺癌細胞株H460を用いて、プールshRNAライブラリーによる網羅的ノックダウンと遺伝子発現およびコピー数解析の統合解析を実施した。肺癌の新規治療標的としてプロテアソームサブユニット遺伝子PSMA6を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌は難治癌の代表であり、新しい有効な治療方法の開発は社会的に重要な課題である。本研究は肺癌の新規治療標的の発見を目的とした。肺癌細胞株を用いて、プールshRNAライブラリーによる網羅的ノックダウン手法を用いた機能的なスクリーニングと肺癌における遺伝子発現量およびコピー数の統合解析を実施した。その結果、肺癌の新規治療標的としてプロテアソームサブユニット遺伝子PSMA6を同定し、結果を論文発表した。
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