研究課題
基盤研究(B)
スパインは刺激に応じてシナプス伝達効率が変化するため、脳の基本素子と考えられている。統合失調症ではスパイン形態・密度異常が報告されているが、その病態生理への意義は、解明されていない。そこで、統合失調症モデルマウスである、DISC1 KDマウスやカルシニューリンKOマウスのin vivo 2光子励起イメージングを行った。2つのモデルで共通していた所見は、巨大スパインの出現が有意に高いことだった。単一スパインのNMDA-EPSC/AMPA-EPSC比を求め、この計測データを基に、回路モデリングを行った。シミュレーションの結果、巨大スパインがある場合、回路動態が不安定になるとの手ごたえを得た。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 2件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 5件、 招待講演 15件)
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