研究課題/領域番号 |
26293275
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鈴木 実 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (00319724)
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研究分担者 |
石 禎浩 京都大学, 原子炉実験所, 准教授 (00525834)
桑村 充 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (20244668)
中村 浩之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30274434)
田中 浩基 京都大学, 原子炉実験所, 助手 (70391274)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
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キーワード | ホウ素中性子捕捉療法 / 正常組織 / 肺 / 肝臓 / 放射線肺炎 / 肝線維化 / BNCT / 粒子線 / 陽子線照射 |
研究成果の概要 |
ホウ素中性子捕捉療法(Boron neutron capture therapy, BNCT)を体幹部の悪性腫瘍に適応拡大をするために肺、肝臓の照射影響を検討した。研究炉の長期休止のため中性子照射実験が可能な期間は最終年度内の約5ヵ月間のみであった。肺に関する実験として、X線照射とBNCT照射群の2群に実施した。放射線肺炎による死亡をエンドポイントとして経過観察中である。肝臓に関する実験として、マウス肝臓をBNCT照射し肝線維化につながる肝胞脂肪化を検討し、中性子照射量と肝脂肪化の程度に相関する可能性が明らかとなった。肺、肝臓に対するBNCT照射効果の評価方法に関する知見が本研究で得られた。
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