研究課題/領域番号 |
26293295
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
守本 祐司 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (10449069)
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研究分担者 |
青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, その他部局等, 研究員 (10319519)
佐藤 貴浩 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他部局等, 教授 (30235361)
木下 学 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他部局等, 准教授 (70531391)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 光線力学療法 / 外科学 / 感染症 / 細菌 / 免疫学 / 外科 / 光線力学治療 |
研究成果の概要 |
PDTによる感染制御及び創傷治癒促進効果を用いた新しい褥瘡治療の開発研究を行った。 1.皮下軟部組織の感染症モデルマウスを用いた検討:A)治療効率の最大化をもたらすPDT条件を見出した。B)PDT後の好中球の動態イメージングに成功した。C)好中球遊走・集積にかかわるシグナルを同定した。2.皮膚欠損モデルに対してPDTによる肉芽形成・上皮化促進を引き起こすことに成功し、その効果を決定する条件を明らかにした。3.光強度ムラを補正できるフィードバックシステムを組み込んだ、次世代型の均質照射システムの構築を目指して、強度ムラ補正のための基盤技術の開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PDTを用いた感染症治療に関しては、これまで皮膚などの外表面における感染対策が中心であったが、本技術開発により皮膚のみならず皮下組織や軟部組織等の生体深部においても治療が可能となる。また、本研究での抗菌効果の実証は、薬剤耐性を示す菌に対するPDTによる感染制御効果の典型的事例を示すことになるだけでなく、PDTの持つ創傷治癒促進効果を利用した治療期間の短縮にもつながる技術となる。これらの技術開発は、褥瘡など難治性の病変に対しても朗報をもたらすことが期待できる。
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