研究課題
基盤研究(B)
スキルス胃癌は難治性の癌である。スキルス胃癌難治性の病態を癌幹細胞のオートファジーの観点から解明することを目的とした。スキルス胃癌幹細胞は、LC3A、LC3Bの発現が高く、オートファジーが亢進していた。また、酸化ストレスによりオートファジーが誘導された。クロロキンを用いてオートファジーを抑制することにより癌幹細胞増殖が有意に抑制された。また、胃癌組織のLC-3、beclin-1、p62の発現を評価した結果、オートファジーは、スキルスや転移と相関していた。以上から、スキルス胃癌癌幹細胞はオートファジーが関連しており、オートファジー抑制により癌幹細胞の増殖や転移が抑制されることが示唆された。
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