研究課題/領域番号 |
26293375
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
谷原 秀信 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (60217148)
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研究分担者 |
井上 俊洋 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (00317025)
岩尾 圭一郎 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (30549118)
高橋 枝里 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (60622602)
川路 隆博 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (30423677)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 緑内障 / サイトカイン / 生理活性 / シグナル伝達 / 生体分子 |
研究成果の概要 |
ぶどう膜炎に伴う緑内障患者、血管新生緑内障患者の房水では、IL-6やMCP-1等の炎症性サイトカイン濃度が原発開放隅角緑内障患者と比べて高値であった。さらに3次元前眼部OCTを用いた前向き研究の結果、房水流出路となっている強膜弁縁の開口部の幅は時間経過とともに狭くなり、将来的な眼圧コントロールに関係することが示唆され、開口部の幅は房水中MCP-1濃度とも相関していることが明らかとなった。細胞レベルでの検討の結果、結膜線維芽細胞の筋線維芽細胞への形質転換をHDAC阻害剤が抑制することが明らかとなった。これらの結果は、新たな緑内障治療の可能性を示すものと考えられる。
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