研究課題
基盤研究(B)
制御性T(Treg)細胞のマスター転写因子Foxp3を発現せず、抑制性サイトカインIL-10を産生するI型制御性T(Tr1)細胞は、細菌感染による慢性炎症を抑制すると考えられたため、その分化制御について解析した。IL-27を用いてin vitroにおいてTr1を分化する際に、脂質リン酸化酵素の1種であるPI3Kを阻害するとTr1分化が抑制され、反対に増強すると分化が促進されることから、PI3KシグナルがTr1分化を正に制御していることが示された。
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