研究課題/領域番号 |
26300019
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊東 乾 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (20323488)
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研究分担者 |
青木 直史 北海道大学, 情報科学研究科, 助教 (80322832)
添田 喜治 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 関西センター健康工学部門, 研究員 (10415698)
岩城 達也 広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 教授 (70341229)
石原 茂和 広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 教授 (90243625)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | music / space / church / opera house / analysis / performing techniques / 空間音響 / 西欧教会 / オペラハウス / 指揮法 / 側壁反射 / 相関解析 / 空間定位 / 脳認知 / ヘテロダイン・ハルモニア / フィボナッチ共鳴 / ルネサンス音律 / 古典古代劇場 / 比定音楽考古学 / ハルモニア / ヘテロダイン / 差分低音 / 素数共鳴・内分共鳴 / 教会・劇場 / 伝統儀礼 / 脳認知音響計測 / 音楽音声音場 / 非線形ダイナミクス / 脳機能評価 / 演奏空間配置 / 言語伝達明瞭度 |
研究成果の概要 |
日欧の木造・石造建築物の比較測定に基づき、西欧教会、オペラ劇場の動的音楽音響特性を、そこで行われる演奏・儀礼との関係に基づいて明らかにした。上下方向に移動変化する音楽音響に既存の評価法がなかったため、相関解析を用いてこれを定式化し数理を準備した。これを用い、作曲家リヒャルト・ヴァーグナーが設計に直接関与したバイロイト祝祭劇場の音楽音響ダイナミクスを、ヴァーグナー楽劇の上演を伴って収録解析した。その成果に基づいて空間演奏の要素を伴う指揮の技法を初めて体系化、国際公刊した。この過程で創出した新しい非線形音楽音響解析手法群を適用し、古代ギリシャ・ハルモニアのヘテロダイン共鳴などの機構も明らかにした。
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