研究課題
基盤研究(B)
モンゴルの草原地帯で、乾燥及び放牧強度の変化に伴うAM菌群集の変化とグロマリンの蓄積を調べた。放牧はイネ科植物、特にStipa 属の地上部バイオマスを減少させた。 乾燥程度の異なる3つの調査地間でAM菌群集の違いが認められたが、優占するAM菌OTUsのほとんどが普遍的なものであった。 また、AM菌群集の組成は、すべての試験地で、放牧強度が異なると変化した。 放牧強度の低い場所で優占するAM菌の相対優占度は放牧強度の増加とともに減少し、放牧はAM菌群集の構造を乱す可能性が示唆された。そして、このことがグロマリン様タンパク蓄積に影響を及ぼす可能性が示された。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
日本緑化工学会誌
巻: 41 ページ: 27-32
130005147591