研究課題/領域番号 |
26330221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
齋藤 ひとみ 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (00378233)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヒューマン・コンピュータ・インタラクション / 擬人化エージェント / エージェンシー認知 / WOZ法 / HCI / インタラクション / ロボット / Human Agent Interaction / 人 / 依頼 / 実験室実験 / 社会実験 / HAI / インターフェイス / 対人コミュニケーション / ウィザード・オブ・オズ法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,人が擬人化エージェントを介して他者とコミュニケーションをする際に,どのように自分の意図や感情を表現するのかを明らかにする事であった.具体的には,(1) 操作者は自分の意思や考えをどのように表現するのか,(2) エージェントの振る舞いから,対話者は操作者の意思や考えを把握できるのかを実験的に検討した.本研究の成果は以下の2点にまとめられる. (1) 操作者は,自身が普段行っている方略をエージェントの操作に適用し,表情や動きの操作を行っている. (2) 対話者は,エージェントの振る舞いから,操作者が相手に何かを伝えようとする「意図」を持つかどうかをある程度は認識することができる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後,AIの発展に伴い,人がコミュニケーションロボットや擬人化エージェントと共同作業をする機会はますます増えると考えられる.また,遠隔学習などで人がロボットや擬人化エージェントを操作して教室や職場で仕事をする場面も出てくると考えられる. 本研究で得られた操作者の振る舞いや操作者の振る舞いに対する対話者の反応や印象に関する研究は,ロボットや擬人化エージェントに対する基礎的なリテラシーとして役立つと考えられる.また,人が操作するロボットや擬人化エージェントの開発をする上で,本研究で得られた知見の応用が期待される.
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