研究課題/領域番号 |
26350149
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 青森県立保健大学 |
研究代表者 |
佐藤 伸 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (40310099)
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研究分担者 |
片岡 沙織 青森県立保健大学, 健康科学部, 助手 (30712343)
向井 友花 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (60331211)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 胎生期低栄養 / 肥満 / AMP活性化プロテインキナーゼ / 炎症 / 植物ポリフェノール / 炎症細胞 / 線維化 / 栄養センシング / 哺乳類ラパマイシン標的タンパク質(mTOR) / 茶カテキン / 妊娠期授乳期低栄養 / 茶カテキン類 / 糖尿病 / 糖代謝 / 脂質代謝 / 哺乳類ラパマイシン標的タンパク質 / ポリフェノール |
研究成果の概要 |
本研究では、授乳期に摂取する緑茶抽出物(GTE)の生理的役割を明らかにするために、妊娠期や授乳期に低栄養に曝された母ラットの授乳期にGTEを与え、離乳後の仔ラットで①心臓中のAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の活性や炎症に及ぼすGTEの影響、②離乳後に高脂肪食を与えた仔ラットの腎障害に及ぼすGTEの影響を調べた。その結果、①では心臓中のAMPK活性の上昇や炎症細胞浸潤の軽減がみられた。②では高脂肪食摂取により増加した仔ラットのトリグリセリド濃度の低下や腎臓中の炎症細胞浸潤の軽減が認められた。以上から、授乳期に摂取したGTEは仔ラットの代謝や炎症に影響を及ぼすことが考えられた。
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