研究課題/領域番号 |
26350741
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
Bittmann Heiko (BITTMANN Heiko) 金沢大学, 国際機構, 教授 (40334792)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 日本武道 / 西洋武術 / 中世剣術 / 居合道 / 杖道 / 空手道 / 柔道 / 格闘技 / 武術 / 武道 / 剣術 / 中世 / 日本 / ヨーロッパ / ドイツ / 柔術 / 比較研究 / 日独比較研究 |
研究成果の概要 |
本研究は,日本武道・西洋武術を課題とした日独の比較研究を行うため,日本の武道及びヨーロッパ,とりわけドイツの剣術や格闘術などの武術成立過程にある思想,文化的,そして社会的要因について調査・検討するものであった.この研究で得られたデータや史料に基づき,日本とドイツの武道・武術の実情及びそれぞれの国の文化的背景や思想的価値観など,普遍的要素及び相違点について深めることができた.また,この研究成果の一環として,学術書籍2冊を仕上げ,学術論文も4点をまとめた.加えて,数回にわたって国際学会発表も行なった.さらに,この研究で得られたデータや史料は,今後の研究にも大いに役に立つと確信している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個々の文化圏に観られる武道・武術についての研究の大半は,それぞれの武道・武術において個別に焦点を絞ったものである.それに対して本研究は,日本とドイツの2文化圏が所有する武道・武術の歴史及び現状を明らかにしつつ,比較研究するものであり,その観点も,文化,思想,技法の多岐にわたるものであった。また,本研究は,武道・武術の根底にある普遍性,およびその相違点をも検証するものであり,その普遍性および相違点に関する解明,およびそれに伴う国際研究交流・情報交換は,学術的な人間研究として,国境を超えた相互理解につながり,国際社会においても大きな意義があったと確信している.
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