研究課題
基盤研究(C)
日本による植民地統治期の朝鮮半島では、主に朝鮮に移り住んだ日本人によって俳句の作句活動が盛んであった。当時、在朝鮮日本人によって俳句は朝鮮俳句と呼ばれた。本研究は、朝鮮俳句の俳壇形成を分析し、朝鮮俳句の展開を実証的に位置づけることを目的としている。朝鮮俳句は1910年代に本格的な俳壇形成が始まる。そして、1920年代から1930年代にかけて、朝鮮俳壇では朝鮮俳句とは何かをめぐる議論が巻き起こっている。そのなかで、日本語で俳句を作る朝鮮俳人も登場している。本研究では、このような朝鮮俳句の展開を第二次世界大戦後も含めて明らかにしている。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 3件、 査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
在朝日本人日本語文学史序説
巻: 共著 ページ: 95-103
巻: 共著 ページ: 310-318
『在朝日本人日本語文学史序説』
巻: 書籍
『跨境―日本語文学研究』
巻: 3 ページ: 51-62
跨境―日本語文学研究
巻: 1 ページ: 23-33