研究課題/領域番号 |
26370350
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 西九州大学 |
研究代表者 |
渡邉 真理子 西九州大学, 健康福祉学部, 准教授 (70389394)
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連携研究者 |
越智 博美 一橋大学, 経営管理研究科, 教授 (90251727)
下條 恵子 九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (30510713)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ディザスター / 戦争小説 / 現代アメリカ文学 / 災害文学 / ヴェトナム戦争 / 現代アメリカ小説 / ポスト冷戦期 / 戦争文学 / サバイバル / 戦争 / ポストモダン小説 / アメリカ / 冷戦 |
研究成果の概要 |
本研究では「ディサスター」を人災および天災、戦争、テロリズム等の災厄と規定し、主にポスト冷戦期アメリカ文学におけるディザスター表象を中心に、現代人にとって普遍的な存在状況を表すサバイバルの形を考察した。その結果、以下のような研究成果が得られた。(1)アメリカ文化に持続する戦後の感覚、(2)Tim O'Brienのヴェトナム戦争小説に見られるパーソナルな物語性の前景化、(3)サバイバルを描くモードとしてのロード・ナラティブの歴史的変遷、(4)冷戦期末期におけるラテンアメリカの視点によるアメリカ的サバイバルの脱構築、(5)アメリカ南部と日本との戦後表象の共振。
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