研究課題/領域番号 |
26370399
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
岩井 憲幸 明治大学, 文学部, 専任教授 (60193710)
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研究分担者 |
服部 文昭 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (80228494)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 古代ロシア文語 / 古代教会スラヴ語 / ブルガリア写本 / スラヴ文献学 / 賢者アキールの物語 |
研究成果の概要 |
『ヴァチカン・パリンプセスト・キリル・アプラコス』を四福音順に置き換え、『サバの本』全体に対置させてパラレル・テクストを作成した。ロシアのアプラコスとの関連性を重視しつつ研究し以下の知見を得た。すなわち、ルーシにおけるアプラコスの写本制作はブルガリアで先行あるいは併行して行われていた写本制作と密接に関係し、かつブルガリアの単数の写本に遡源するのではなく、複数の写本テクストさらに伝統的に学習されストックされていた語彙・語法群からも意図的に選択されて、ルーシの写本は制作されていた。これらルーシの初期の写本でのテクストは、古代ロシア文語成立に重要な枠組みを与え、かつ体現しつつ展開してゆく。
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