研究課題/領域番号 |
26370418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
松家 裕子 追手門学院大学, 国際教養学部, 教授 (20215396)
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研究分担者 |
磯部 祐子 富山大学, 人文学部, 教授 (00161696)
小南 一郎 公益財団法人泉屋博古館, 学芸課(本館), 館長 (50027554)
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研究協力者 |
要木 佳美 (藤田 佳美) 鳥取大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 金華道情 / 口承文藝 / 語りもの / 宝巻 / 宣巻 / 口承文芸 / 蚕歌 / ブ[務+女]劇 / 浙江 / 目連 / 花名宝巻 / 太平宝巻 / 勧善 / 道情 / 金華 / 唱導文芸 / 語りもの芸能 |
研究成果の概要 |
本グループは、口承文藝の研究によって中国文化史理解の深化に貢献することをめざし、2008年度以来、宝巻を中心に中国近世以来の語りものの研究を行なってきた。テキストの読解を行なう一方、テキストをとりまく状況を知るため、浙江省における実地調査を研究の柱としている。 本研究では、主たる調査拠点を金華に定め、語りもの「金華道情」について、実演の観察、藝能者への聞き取りとテキストの翻訳を行なった。その結果、主に盲目の藝能者が担ってきたこの藝能に、文字というフィルターを通しては見えにくい中国基層の文化の特徴を見出すことができた。 本研究期間中には、また宝巻や浙江の蚕歌について研究成果を公表した。
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