研究課題/領域番号 |
26370560
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 大阪学院大学 (2017) 金沢大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
中村 芳久 大阪学院大学, 外国語学部, 教授 (10135890)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知モード / 言語類型 / 言語進化 / Iモード / Dモード / 認知的言語類型論 / 主観性 / objective content / コミュニケーションの進化 / モノ化と主体化 |
研究成果の概要 |
認知モードの進化という観点を導入することによって、言語類型や言語進化の議論がより明示的な形で可能となった。主客未分のIモードから、主客対峙のDモードへの認知進化を想定することによって、言語が基本的にDモードの反映であるため、諸言語がIモード認知をどの程度残しているかという観点から、言語を認知類型論的に捉えることができる。ヒトの言語を決定づける言語的要素は、Dモード認知の反映と見ることができるが、そうすると認知主体と認知客体が分離・対峙するDモードが(主客未分のIモードから)進化したことこそが、人間言語の創発を決定づける認知的要因だったと結論される。
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