研究課題
基盤研究(C)
佐賀・アジア主義人脈のふたつの流れ、ときに強い反発を招いた大隈重信の合理主義と江藤新平、島義勇らの狂おしいまでの非合理的な熱情、このふたつの極端の間で揺れ動きつつもアジアへの独特の思いを貫いたのが佐賀・九州出身の明治の青年たちであったことを明らかにした。佐賀・九州出身の副島八十六(大隈の側近・南洋・インド専門家)、田中丸善蔵(南洋貿易にも大きな役割を果たした佐賀出身実業家)、石橋正二郎(久留米・世界的企業ブリ ジストン創業者)らの近代南方進出に果たした郷土人脈の役割に着目、彼らの抱いた南方イメージと開拓精神を、地方の視点から検証・再定置した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 図書 (1件)
『佐賀大学芸術地域デザイン学部研究論文集』
巻: 1号 ページ: 69-84
『佐賀大学地域学歴史文化研究センター研究紀要』
巻: 10 ページ: 21-34
佐賀大学美術館『芸術と経済』
巻: なし
佐賀大学・地域学創出プロジェクト編『佐賀学II』