研究課題/領域番号 |
26370894
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東海大学 (2016) 金沢大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
有村 誠 東海大学, 文学部, 准教授 (90450212)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 新石器化 / 中石器 / コーカサス / アルメニア / ジョージア / 農耕牧畜の起源 / 農耕の起源 / 新石器 / 黒曜石 / 石器 / 中石器時代 / 新石器時代 / グルジア |
研究成果の概要 |
本研究は、コーカサスにおける新石器文化の起源を探求するために、新石器文化に先行すると考えられる中石器(完新世初頭)遺跡の文化内容を検討することを目的とした。そのために主としてアルメニアにおいて中石器遺跡を発見するための踏査と発見された遺跡の試掘調査を行った。その結果、前6800年頃のレルナゴーグ遺跡を発見し、さらに同遺跡の試掘調査によって、中石器遺跡と新石器遺跡との間には石器製作において大きな違いがあることが明らかとなった。現段階では、中石器集団と新石器集団との間に物質文化の上で繋がりが確認できないことから、中石器集団を前6千年紀の新石器集団の起源に位置づけられないと結論付けた。
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