研究課題/領域番号 |
26380450
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宇田 忠司 北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (80431378)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | コワーキング / コワーキングスペース / コミュニティ / 交流 / 共有 / 協同 / 運営 / 全数調査 / 共有・共創 / 回帰分析 / 共有・共創型ワークスペース / 立地 / 稼働 / 記述統計 / コワーキング・スペース / 相関分析 / 運営プロセス / フリーランス / 言説分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,コワーキングスペースやファブラボに代表されるコミュニティ型ワークスペースにおけるコラボレーションの生成・展開過程を解明することである。質的および量的研究にもとづく主要な成果は次の3点である。まず,日本におけるコミュニティ型ワークスペースという場の特性(立地や稼働期間,施設,売上など)を析出した。また,運営者や利用者といった関連する主体の属性(年齢,性別,職業など)を包括的に解明した。さらに,当該スペースにおけるコラボレーションの生成・展開過程を把握するための枠組を構築した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては,とくに,国内のほぼ全ての当該スペースに対する量的研究を通して協同の生成・展開に関する詳細な知見を蓄積したことが挙げられる. 当該スペースに関する研究の大半は,質的あるいは小規模な量的研究に留まっており,現象を包括的かつ精緻に説明できているとは言い難い. そのため,本成果は経営学はもちろん関連する研究領域において参照点の一つになりうる. 社会的意義としては,とくに,当該スペースの設計や運営,活用に資する知見を提示したことが挙げられる.従来の閉鎖的な場における画一性の高い成員による協同が問い直されるなか,本成果は現況に即した協同や価値創出の仕組みの検討・構築に寄与しうる.
|