研究課題/領域番号 |
26380879
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
栗山 和広 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10170094)
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研究分担者 |
假屋園 昭彦 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (30274674)
吉田 甫 立命館大学, 文学部, 非常勤講師 (80094085)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 割合概念 / インフォ-マルな知識 / 認知的障害 / 子どもの思考 / 概念的理解 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、子どもの思考や方略という視点から割合概念の困難性について明らかにし、子どもの論理を反映した教授介入が割合の概念的理解に及ぼす効果について検討することであった。新しいカリキュラムでは、第1に、量の概念を強調する割合モデルを導入し、第2に、等全体を理解するために子ども同士の討論から気づかせる指導を行った。その結果、実験群とテキスト群において、割合の計算課題では成績の差は見られなかったが、等全体課題では、実験群がテキストより2倍以上成績の高いことが示された。この結果は、子どもの論理に基づいた教授介入の視点から考察された。
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