研究課題/領域番号 |
26390049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 福島工業高等専門学校 (2016) 茨城工業高等専門学校 (2014-2015) |
研究代表者 |
若松 孝 福島工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (80220838)
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研究分担者 |
千葉 薫 茨城工業高等専門学校, 自然科学科, 准教授 (50415775)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | タンパク質 / 凝集体 / 結晶化 / 光散乱 / 電場刺激 / フラクタル / 微粒子 |
研究成果の概要 |
数ボルト以下の低電圧印加状態下においてタンパク質結晶化溶液の低角度前方散乱光を瞬時で計測できる(数十ミリ秒以下)分析装置を開発した。開発したタンパク質凝集・結晶化分析装置でリゾチームタンパク質の凝集体形成を追跡したところ、結晶化しない条件にある低濃度塩を含むリゾチーム溶液に対しても低電圧を印加した場合には、前方光散乱強度の増大が確認され、溶液中に不均一な状態でリゾチームの凝集化が進行した。電場印加には、タンパク質の結晶化前段階においてフラクタル凝集体の形成を促進させる効果があり、その結果、タンパク質の結晶化が進行する。
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