研究課題/領域番号 |
26390136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 岐阜聖徳学園大学 |
研究代表者 |
阿部 邦美 岐阜聖徳学園大学, 経済情報学部, 教授 (10311086)
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研究分担者 |
石渡 恵美子 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (30287958)
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連携研究者 |
張 紹良 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20252273)
生野 壮一郎 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (70318864)
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研究協力者 |
Gerard Sleijpen Utrecht University, Department of Mathematics, Professor Emeritus
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 線形方程式 / Krylov空間法 / 帰納的次元縮小法 / 前処理手法 / 丸め誤差解析 / 並列計算 / 対称行列 / 実用問題 / 丸め誤差の制御 / 複素対称行列 / 共役残差法 / 前処理 / 収束スピード |
研究成果の概要 |
線形方程式を解くための最新ソルバー,帰納的次元縮小原理に基づく解法(IDR法)群の収束スピードの悪化や近似解の精度の劣化を防ぐための手法について研究を進めた.また,前処理が丸め誤差の影響を制御する一技法であることから,IDR原理に基づく解法の前処理アルゴリズムを提案し,いくつか同種のアルゴリズムの性能評価を行った.さらに,(本申請で得た)結果を利用して先行研究の改良を行った.次に,最新の計算機を用い,前処理の性能を十分に引き出すための並列化計算手法を提案し,その性能評価を行った.また,電磁界解析の実用問題に提案した前処理手法や並列化計算手法を適用し,従来よりも効果があることを示した.
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