研究課題/領域番号 |
26400163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学解析
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西田 孝明 京都大学, 情報学研究科, 名誉教授 (70026110)
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研究協力者 |
寺本 恵昭 摂南大学, 教授
隠居 良行 九州大学, 教授
Padula Mariarosaria Professor of Ferrara University
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 関数方程式 / 解析学 / 非線形偏微分方程式系 / 大域的解析 / 計算機援用解析 / 流体方程式系 / 特異極限 / 解の安定性 / 流体方程式 / 熱対流問題 / Poiseuille 流 / CIP法 |
研究成果の概要 |
1。圧縮性粘性流体を水平領域において重力が作用し下から加熱する場合の熱対流問題を解析。系の温度勾配と流体層の厚さに反比例するパラメーター L への依存性を重視して、定常分岐及び時間発展を考察した。L が大きくなった極限が、非圧縮性 Oberbeck-Boussinesq 方程式系に当るためにその時の解の挙動をも考察した。 2。圧縮性粘性 Poiseuille 流の不安定性を解析し、 Mach 数が適当に小さくない時には、 Reynolds 数が小さくとも不安定を起している事を示した。 3。非圧縮性粘性流体の人工的圧縮性近似の正当性の証明として、熱伝導解の定常分岐問題の安定性解析を行った。
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