研究課題/領域番号 |
26400262
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
浅田 秀樹 弘前大学, 理工学研究科, 教授 (50301023)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 重力理論 / 重力波 / 宇宙物理 |
研究成果の概要 |
修正重力理論の実験的検証にとって3体系が有用であることが以前から指摘されており、本研究では、正三角解(ラグランジュ軌道)にある3体系への重力波反作用を調べる定式化に成功した。実際、安定性を調べた。意外なことに、あるパラメタ領域では、カオスが生じずに、徐々に軌道半径を収縮させることを見出した。また、回転するブラックホールのような任意の定常軸対称な時空での円軌道の相対論的安定性を議論した。面白いことに、重力波源と関係するであろう最内安定円軌道が、あるブラックホールの理論模型では、すでに非動径方向の線形摂動に対して不安定であることを初めて見出した。これは、今後の重力波の波形予測にとって有益だろう。
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