研究課題
基盤研究(C)
物質優勢期における原始ブラックホール形成では、非球対称性の効果が最も重要である。本研究の主な成果としては、①圧力のない流体の非球対称な動力学を記述するアインシュタイン方程式の厳密な時空解によって原始ブラックホール形成を記述した。②重力崩壊の非等方性による抑制を考慮してブラックホール生成率を定量的に評価した。③重力崩壊の非等方性と角運動量の両方の効果による抑制を考慮して原始ブラックホールの生成率と生成される原始ブラックホールのスピン分布を定量的に評価した。これらの成果により、物質優勢期の原始ブラックホールの定量的議論をこれまでよりずっと精密にかつ高い信頼性をもって行うことができるようになった。
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すべて 雑誌論文 (22件) (うち国際共著 7件、 査読あり 22件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 12件) 学会発表 (26件) (うち国際学会 9件、 招待講演 6件) 備考 (2件)
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http://www2.rikkyo.ac.jp/web/harada/pbh_kaken/index.html
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