研究課題/領域番号 |
26400358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 徳島大学 (2015-2016) 神戸大学 (2014) |
研究代表者 |
岡村 英一 徳島大学, 大学院理工学研究部, 教授 (00273756)
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連携研究者 |
池本 夕佳 高輝度光科学研究センター, 主幹研究員 (70344398)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 重い電子系 / 光物性 / 高圧力 / シンクロトロン放射光 / 赤外分光 / イッテルビウム化合物 / セリウム化合物 / 重い電子状態 / 電子正孔対称性 |
研究成果の概要 |
CeCoIn5, CeRhIn5, YbNi3Ga9, YbAl2, YbCu2Ge2などについて、高圧下の赤外分光実験を行った。その結果、光学伝導度に現れる特徴的な中赤外ピークのエネルギーに関して、Ce系とYb系で反対の圧力シフトが観測された。一方ピーク幅についてはどちらも圧力と共に拡がった。つまり光学伝導度から得られる電子状態には、Ce系とYb系で反対の圧力応答を示す部分と、同様の圧力応答を示す部分があることがわかった。電子正孔対称性も考慮した詳細な電子状態の解析を、理論家の助けも借りて今後進める。
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