研究課題/領域番号 |
26400400
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
丸山 耕司 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 客員准教授 (00425646)
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研究分担者 |
加藤 豪 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, メディア情報研究部, 主任研究員 (20396188)
尾張 正樹 静岡大学, 情報学部, 准教授 (80723444)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 量子制御 / 数理物理 / 量子コンピュータ / 量子システム同定 / 量子制御理論 / 限定アクセス / 制限アクセス / ジョルダン代数 / 量子情報 / 情報統計力学 |
研究成果の概要 |
究極のミクロな世界での物理現象を利用する量子情報処理などの実現には,多数の量子からなる系を自在に制御する技術の確立が必要である.直接のアクセスを一部に限定して制御パラメータを最小化したシナリオにおける量子制御と,量子ダイナミクスを規定するハミルトニアンを推定する方法を研究,それが可能であることを見出した.同時に、アクセスする部分系S上では区別不能なハミルトニアンと量子状態の組が存在することを明らかにした.さらに数学的に一般化した状況で,そもそも限定アクセスが代数構造にどのような制限を課すのかを調べ,部分系S次元により全系制御可能性,空間構造に大きな特徴が現れることを明確にした.
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