研究課題/領域番号 |
26400428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 大阪大学 (2016) 新潟大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
金 鋼 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (20442527)
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研究分担者 |
芝 隼人 東北大学, 金属材料研究所, 特任助教 (20549563)
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研究協力者 |
川崎 猛史
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ガラス転移 / 過冷却液体 / 分子シミュレーション / 動的不均一性 / 低次元ランダム系 / ボンド切断法 / 熱振動 / 4点相関関数 |
研究成果の概要 |
液体が過冷却されアモルファス構造を凍結されるガラス転移について、その背後にある分子スケールから巨視的スケールにわたる多階層ダイナミクスを大規模分子シミュレーションによって明らかにした。特に、次元性に着目し2次元ガラスと3次元でどのように輸送特性が変わるのかを探ったところ、2次元ガラスは2次元結晶と同じ由来を持つ巨大熱ゆらぎを示すことを見出した。このこと、低次元ガラス系の緩和動力学を解析するには巨大な熱ゆらぎとガラス固有の構造再配置運動の分離する必要があることを示している。
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