研究課題/領域番号 |
26400463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
岩崎 博之 群馬大学, 教育学部, 教授 (70261823)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 雷 / 落雷エネルギー / WWLLN / 正極雷 / 気候学 / 落雷 |
研究成果の概要 |
上位10%の落雷エネルギーを持つ落雷を「強い落雷」,全落雷数に占める強い落雷の割合をS比と定義し,全球・領域規模の落雷気候学の研究を行った.全球的に見ると,落雷頻度が低(高)い領域ではS比の値が高(低)くなる特徴があった.S比が40%以上の領域は50-60°N/Sの海洋上に分布し,冬期の夜間~早朝に落雷が増加した.また,シベリアでもS比は30-40%と高く,夏期の日中に落雷が増加した. 日本周辺でも落雷頻度が低い領域ではS比の値が高い.S比の高い関東地方の春期は,強い落雷の多くは正極雷であった.一般に,正極雷は高い落雷エネルギーを持つため,正極雷の割合がS比の大きさに関係していると考えられた.
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