研究課題/領域番号 |
26400479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 苫小牧工業高等専門学校 (2016) 高知工科大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
柿並 義宏 苫小牧工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00437758)
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連携研究者 |
渡部 重十 北海道情報大学, 経営情報学部, 教授 (90271577)
山本 真行 高知工科大学, システム工学群, 教授 (30368857)
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研究協力者 |
Larsen Miguel クレムソン大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 熱圏風 / 熱圏大気 / 電離圏プラズマ / カスプ / プラズマドリフト / サウンディングロケット / 化学物質放出 / 海外学術調査 / バリウム / chemical release |
研究成果の概要 |
カスプ領域で中性大気密度増加の成因を調べるために,共鳴散乱光を発するバリウム(Ba)・ストロンチウム(Sr)をトレーサとしたロケット実験を実施した.発光雲を地上からすることで位置を推定し,背景風を測定する.Baは極端紫外光を受け,電離するので中性Srと同時観測することで熱圏風とプラズマドリフトを同時計測できる.解析の結果,熱圏風とプラズマドリフトは大きく異なる方向に吹いており,熱圏風には強いシアーがあることが分かった.本実験ではガス放出がカスプ中心部で実施できなかったことから中性大気密度増加の成因解明には至らなかったが,熱圏風・プラズマドリフト同時計測の手法を確立することができた.
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