研究課題
基盤研究(C)
炭素質コンドライト(C隕石)は,原始太陽系星雲の粒子が直接集積して形成されたと広く考えられている。しかし代表者らは,電子顕微鏡を用いて,幾つかのC隕石からそのようなプロセスでは説明できない岩石鉱物学的事実を見出した。特にあるC隕石の岩相を詳しく調べた結果,この隕石はその母天体内で前駆岩が細かく破砕され,その結果生成した岩片と微粒子が流動状態で運搬,混合され,集積することによって形成されたというモデルを提出した。もしこのモデルが一般的に成り立つとすると,今後C隕石の成因を根本的に見直す必要があるかもしれない。
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Science Advances
巻: 印刷中
120006463763
Geochimica et Cosmochimica Acta
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http://www.planet.sci.kobe-u.ac.jp/mineral/tomeoka.html
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