研究課題/領域番号 |
26410167
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
|
研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
池羽田 晶文 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品研究部門 食品分析研究領域, ユニット長 (40342745)
|
研究分担者 |
森澤 勇介 近畿大学, 理工学部, 准教授 (60510021)
|
連携研究者 |
尾崎 幸洋 関西学院大学, 理工学部, 教授 (00147290)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 遠紫外 / ATR / CTTSバンド / Kramers-Kronig変換 / 凍結濃縮 / 水 / 第一電子遷移 / 遠紫外分光法 / 減衰前反射法 / ハロゲン化物イオン / Mohr法 / 減衰全反射法 / 共晶 |
研究成果の概要 |
ハロゲン化物イオンのCTTSバンドや水の第一電子遷移吸収を利用し,イオンの化学形態を直接観測する新しい遠紫外減衰全反射(ATR)分光法を提案した.塩化物イオンでは175nm付近にCTTSバンドが観測され,濃度に対して極めて線形な変化を示すことから,分光学的な塩分定量法を提案した.既存法に比べて指示薬不要で,リアルタイム定量が可能である.塩化銀の生成過程や,味噌,醤油などの食品中の塩分定量,塩水溶液の凍結濃縮過程などに応用した.また,装置由来の歪みを補正するKramers-Kronig変換法を提案し, ATR測定から正確な遠紫外吸収スペクトルが得られるようになった.
|