研究課題/領域番号 |
26410248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
萩原 健司 神奈川大学, 公私立大学の部局等, 教務技術職員 (60409951)
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研究分担者 |
野村 勝裕 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (60357754)
蔭山 博之 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (80356758)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 結晶構造 / 酸化物イオン伝導 / プロトン伝導 |
研究成果の概要 |
本研究ではZr系パイロクロア酸化物中で酸化物イオン伝導度が高いEu2Zr2O7と低いLa2Zr2O7をHf含有量が少ないZrO2を用いて合成し緻密焼結体を得た。種々の酸素及び水素分圧下の全伝導度測定、乾燥又は加湿21%O2-79%N2雰囲気中298~1173 Kの温度範囲で測定した粉末XRDデータのリートベルト法による結晶構造の精密化、100~500 Kの温度範囲で測定したZr-K吸収端の放射光XAFS等これまでに得られた知見よりEu2Zr2O7の高い酸化物イオン伝導性はLa2Zr2O7と比較して不完全なパイロクロア型構造を有しZrサイトに大きな静的な構造乱れを持つことに起因すると推定された。
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