研究課題/領域番号 |
26420101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
白井 敦 東北大学, 流体科学研究所, 准教授 (20302226)
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研究協力者 |
RIEU Jean-Paul Université Claude Bernard Lyon 1, Institut Lumière Matière, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | HL-60細胞 / ローリング / P-セレクチン / 押しつけ力 / 傾斜遠心顕微鏡 / 好中球 / 表面幾何形状 / PDMS / HL-60 / P-selectin / rolling / adhesion |
研究成果の概要 |
好中球のローリングには,血管壁表面のセレクチンと,血球表面のリガンドとの結合・離脱が重要な役割を果たすことが知られているが,本研究課題では,これに加えて,赤血球との衝突による血球の血管壁への押しつけが血球の挙動に与える影響を明らかにすることを目的とする.種々の濃度のP-セレクチンを塗布したガラス平板上を用意し,独自に開発した傾斜遠心顕微鏡を用いて,P-セレクチンの濃度と平板への押しつけ力が,ガラス平板上における好中球様細胞に分化したHL-60細胞の挙動に与える影響を解析した.その結果,これらはそれぞれHL-60細胞の減速に寄与するが,その影響は互いに独立であることが示された.
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