研究課題/領域番号 |
26420492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
稲垣 厚至 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (80515180)
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研究協力者 |
神田 学 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授
Gryschka Micha Leibniz University of Hannover, Lecturer
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 都市大気境界層 / 乱流構造 / LES / 筋状構造 / 大気安定度 / 大規模乱流構造 / 格子ボルツマン法 / 水平ロール渦 / 建物後流 / 大規模計算 / 相似則 / 外層スケーリング / 都市境界層 / 流入変動風 / 乱流組織構造 / 境界層高度 / スカラー拡散 |
研究成果の概要 |
本研究ではLarge Eddy Simulation を用いて高層建物がトリガーとなって生じる大規模乱流構造の性質について検討した.実都市幾何形状に対する中立及び不安定の計算を実施した.高層建物が筋状の大規模組織構造を作り出す傾向があることを一連の数値実験及び観測結果より示されたが,その大きさは地表面条件,大気安定度,室内外実験などを問わず,境界層高度,水平風速シア,摩擦速度で概ね規定されることを明らかにした.また,不安定大気安定度の結果より,地表面条件がトリガーとなるためには境界層高度に対する地物の空間スケールが重要であることが分かった.
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