研究課題
基盤研究(C)
本研究では,時間信頼性を考慮した便益推計モデルの開発を行った.開発したモデルは,マルチユーザクラスの需要変動型利用者均衡配分モデルと同じ均衡条件を有するため,交通需要予測と便益推定が同じフレームワーク上で行うことが可能となる.さらに,ある効用関数を仮定することによって,交通の禁止価格,すなわち交通需要が0となる一般化費用を有限値として推計可能である.したがって,開発したモデルによって自然災害等による交通の途絶による影響評価を行うことができる.開発したモデルでは,ドライバーの時間価値と時間信頼性価値が内生化されるため,交通施策によるそうした価値変化も考慮に入れた便益評価を行うことができる.
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