研究課題/領域番号 |
26420755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鈴木 賢紀 大阪大学, 工学研究科, 講師 (20610728)
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研究分担者 |
田中 敏宏 大阪大学, 工学研究科, 教授 (10179773)
岡島 敏浩 公益財団法人佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター, ビームライングループ, 主任研究員 (20450950)
梅咲 則正 大阪大学, 工学研究科, 特任研究員 (70127190)
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連携研究者 |
溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 六価クロム / X線吸収微細構造 / 第一原理計算 / スラグ / リサイクル・循環・再利用・変換 / X線吸収端微細構造 |
研究成果の概要 |
Cr含有鋼の製造工程等から発生するCr含有スラグについて、生態系に悪影響を及ぼす六価クロム(Cr(VI))の溶出が懸念されており、スラグの再資源化に対する環境保全のためにCr含有スラグにおけるCr(VI)生成機構を明らかにする必要がある。本研究では、スラグを構成する主な化合物相としてダイカルシウムシリケート(2CaO・SiO2)及びMerwinite(3CaO・MgO・2SiO2)に着目し、Crイオン固溶状態をX線吸収スペクトル及び第一原理計算によって詳細に解析した。その結果、上記2種の化合物へは空気雰囲気でCrイオンが6価の状態で固溶することを見出し、Cr(VI)固溶構造モデルを提案した。
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