研究課題
基盤研究(C)
マウスNANOS2は始原生殖細胞の性分化において、異所的な減数分裂を抑制すると同時にオス特異的な遺伝子発現を促進することが明らかになっている。しかしながら、NANOS2はin vitroにおいてRNAとランダムに結合することから、その特異性を決める分子機構は不明であった。本研究においては、もう一つのRNA結合タンパク質Dead end1とNANOS2の結合を明らかにし、その生理的・生化学的な意義について解析を行った。その結果、Dead end1がNANOS2のRNA結合特異性を決定することで雄性分化に重要な役割を果たすことが明らかになった。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)
EMBO Rep.
巻: 17(1) 号: 1 ページ: 37-46
10.15252/embr.201540828
Biol Open.
巻: 3 号: 12 ページ: 1207-16
10.1242/bio.20149308